これまで、通信業界は移動体通信を中心に成長してきましたが、スマートフォンやタブレット端末の登場に伴う新規需要が一巡し、市場の成長鈍化が鮮明になってきました。さらに、MVNO(仮想移動体通信事業者)による「格安SIM」の普及や、それを受けた「格安スマホ」の売れ行き拡大などで、通信業界を取り巻く競争環境は、より厳しさを増しています。
このような環境の下、通信事業者は、通信事業やその周辺領域にとどまらない事業拡大、提携、及び協業の動きを強めており、IoTやAI(人工知能)への取組み、家庭向け電力小売事業への参入などが活発化しています。その結果、競争軸がより広い領域にシフトし、通信事業者以外の企業と競合するケースも増加しています。
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通信
通信業界を取り巻く環境について
通信業界の課題について
事業環境が一段と厳しさを増す中、通信事業者が成長を持続するには、消費者との関係維持や新サービスの早期立上げなど、根幹事業である通信レイヤーの付加価値を高める取組みが不可欠です。
一方で、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴う通信網の高速化・大容量化に対応するため、多額の設備投資コストを適切に評価・管理し、課金体系に反映していく手法を確立することも重要なテーマとなっています。
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