グループ各社の経理業務プロセスおよびシステムを統合してSSCへの集約、一元管理を実現。
事例紹介Works
【事例紹介】
経理SSCシステム導入プロジェクト
組織設計・プロセス設計
プロジェクト課題、背景
従来、クライアント、および傘下のグループ会社は、個々に経理部を保有し、各社固有の会計システムを利用して経理業務を実施していました。しかしながら、グループ全体での業務の非効率、業務プロセスの属人化、および後継者不足といった課題が顕在化するようになったため、グループ会社の会計システムを統一したうえで、SSC会社を設立、各社の間接業務を集約することで、これら課題を解決することを目指し、SSCプロジェクトを立ち上げました。
当初、クロスフィールドはクライアントのPMO支援という立場でプロジェクトに参画しましたが、システム導入ベンダーの撤退に伴い、クライアントと一体になってシステム導入する立場へとその役割を変更し、業務設計についても支援を担うことになりました。
提案、進め方
- システム導入ベンダー撤退による体制変更後、速やかにタスクの精査を実施し、必要なタスクを再定義しました。更に、実現可能性を担保したスケジュールを立案し、プロジェクトの進め方について抜本的な見直しを行いました。
- プロジェクト再開後、各チームにアサインされたクロスフィールドメンバーは適時適切なコミュニケーションをとり、無駄のない効率的なプロジェクト運営を実現しました。
- また、『コンサルタントが導入した業務・システム』ではなく『クライアント自らが導入した業務・システム』という意識をクライアント内に醸成し、プロジェクト終了後の改善活動を主体的に進めるための素地を整えました。
効果
- 豊富な知見を活用した業務設計の実現
- 業界固有の取引慣行や業務プロセスに関する知識、並びに財務経理業務に係る豊富な知見を活用しながらプロジェクトを遂行することにより、業務品質と業務効率の双方を担保した業務設計、システム構築を実現しました。
また、出版業以外のグループ会社においても、過去のプロジェクト経験と財務経理知識を活用しながら業務設計を遂行し、プロジェクトの成功に寄与しました。
- クライアントニーズに応えるプロジェクト遂行の実現
- その時々のプロジェクト状況におけるクライアントニーズを把握し、役割や支援内容、作業の進め方等を臨機応変に変化させることにより、クライアントニーズに適宜適切に応えるプロジェクト遂行を実現しました。