本コラムは「積極的にITに投資し、多くのIT資産を積み上げている企業は業界他社よりも優れた業績指標を実現しているのか」をテーマにしている。
つまりIT投資が企業競争力の源泉となるべく効果的に行われているのであれば、各社のIT資産量と業績指標の間にはなんらかの相関がみられると想定されるが果たしてどうか。
前編では分析手法となる相関分析と分析ソースとなるソフトウエア資産量の公表データの説明を行った。
後編となる本稿では、いくつかの業界・業種を取り上げて、実際にソフトウエア資産量と業績指標の相関分析に基づいた考察を試みる。
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