コンサルタントにおける情報整理/活用メソッド紹介 | 株式会社クロスフィールド

レポートReport


【レポート】

コンサルタントにおける情報整理/活用メソッド紹介

2023.08.25

その他

多様な業種・業界へ幅広いコンサルティングサービスを提供するコンサルタントにとって、業務上必要とされる知識・経験は膨大です。インダストリー毎に異なる商慣習や、戦略・業務・IT・M&Aといった各種ソリューションに関する知識、購買・生産・営業・経理等の業務プロセスに関する知識、さらにはプロジェクト管理に関する知識等、様々な知識・経験が必要とされています。しかしながら、実際には、プロジェクトにおいて必要とされる知識をコンサルタントがすべて有しているとは限りません。

では、実際にビジネスの現場でどのように対応しているかというと、必要なインプットを補完した上で、足りない部分については仮説と検証を組み合わせて答えを導くことが一般的と考えます。情報を扱うことを「インプット→プロセシング→アウトプット」と捉えるなら、プロセシングがコンサルタントにとって特に価値を発揮する部分であると筆者は考えています。サービス品質はアウトプット(成果物)で評価されますが、優れたアウトプットを生み出すためには、必要なインプットに加えて高いプロセシング力が不可欠でしょう。

本稿のメインテーマは、コンサルタントにおける情報のインプット(情報整理)およびプロセシング(情報活用)についてです。プロジェクトワークに直接結びつく情報整理/活用というよりは、日々の自己研鑽や日常生活での気づきを含めて蓄積する知識としての情報整理を対象とします。筆者自身の約5年間のコンサルタント経験において、情報整理/活用に苦慮しつつも自分なりにメソッド化してきたものを紹介します。基本的にコンサルタントという立場・視点で論じますが、他業種の方にも転用可能な部分があると考えています。

また、これから取り上げる「情報」については、職務上の必要情報および有益情報を主な対象とします。タイトルにもある「情報整理/活用」とは、日々の中で見聞きした情報を整理し、情報の有用性を向上させる(必要な時に使えるようにする)ことを意味します。そのような状態になった情報を、「知識」と本稿においては定義します。

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