今回は、2024年4月に入社した中村さん、山下さんに入社後の8ヶ月間を振り返っていただきました。
「どのような仕事を行ったのか」「どのような成長ができたのか」、プロジェクトワークを通して感じたことなどを、ざっくばらんに語っていただきました。
はじめにご自身が配属されたプロジェクトについて教えてください。
中村:専門商社の基幹システム入替プロジェクトに配属され、販売領域のシステムを担当しています。
山下:大手小売業など複数事業会社を運営するホールディングスで、グループ会社に共通の会計システムを導入するプロジェクトに配属されました。会計領域の支援と、PMO(Project Management Office)をしています。
プロジェクトでは具体的にどのようなタスクを担当しましたか。
中村:旧システムから新システムのデータ移行に伴うデータの作成や、受入テスト、操作確認、作業管理などを実施しています。
山下:会計システムのグループ会社展開における業務要件定義の支援をしています。直近はPMOとしての役割も加わり、会議資料や議事録作成なども担当しています。
お二人とも配属されたプロジェクトで様々なタスクを担当し、多くの経験を得られたことが伝わってきました。
ここからはプロジェクトで実際に感じたことについて、伺いたいと思います。
プロジェクトで苦労していることはありますか。
中村:データ移行の作業に苦労しています。想像以上にデータが複雑に絡み合っていて、一筋縄ではいかないことが多いです。解決策がすぐには浮かばないような場合は、積極的に先輩社員へ相談してアドバイスを貰い、スピーディーに改善を繰り返すよう心掛けています。
山下:PMOとしてプロジェクト全体の状況を正しく把握することに、難しさを感じています。特に、全体の進捗会議では情報量が多く、限られた時間内で各チームの状況を正確に理解するのに苦労しています。会議前の社内ブリーフィングでしっかりとポイントを頭に叩き込んでから、会議に臨むよう努めています。
どんなときにやりがいを感じますか。
中村:自分が作成したデータが、システム上で動いているのを見た時です。システム導入に関わるのが初めてだったこともあり、苦労した分、大きな達成感がありました。
山下:私は、自分が作成した議事録がクライアント先で活用されていることや、課題管理等を通じて、PJ推進に貢献できたと思った時に、やりがいを感じます。
この1年で成長できたと感じている点を教えてください。
中村: 情報を正しく理解する力が付き、思考力が上がったように感じています。また、エクセルが使いこなせるようになったため、資料作成のスピードと質が上がりました。
山下:議事録の作成時間が当初と比べて少なくなったことや、先輩社員のレビューでの指摘が減ったことから、プロジェクトの理解が深まっていると思い、成長を感じました。
就活時や入社当初にイメージしていたコンサルタントの仕事と違いはありましたか。
中村:想像以上に、クライアントに対する理解の深さが求められることです。クライアントの業務を深く理解していないと、受入テストなどのタスク遂行はもちろんですが、会話さえもまともにできないと感じました。また、特に移行関連のタスクにおいては、大量のデータをエクセルで整理するようなシーンも多く、評論家ではなくプロジェクト実務を担うポジションであることを再認識しました。
山下:クライアントとの距離が近いことです。クライアントと同じプロジェクトルームで作業をすることが多いので、日常的にコミュニケーションをとっています。また、コンサルはある程度決められた範囲で仕事を受けるイメージがありましたが、実際は、形式的な線引きはあまりせずに、クライアントのためになることを柔軟に対応している点も驚きました。
2年目の目標を教えてください。
中村:クライアントとの会話をもっと増やしていきたいです。会話を通じて課題や要望などを見つけて、プロジェクトを前に進めていけるようになりたいです。
山下:1年目は先輩の指示で動くことが多かったので、2年目は能動的に動き、1人でできる仕事を増やしていきたいです。また、クライアントとのコミュニケーションを通じて、クライアントに役立つような情報を提供していきたいです。
最後に就職活動に取り組んでいる学生にメッセージをください。
中村:就活中は自分の意見や気持ちを大事にしてほしいです。後悔のないように、自分が納得できる決断をすることが大事だと思います。
山下:コンサルタントは多岐にわたるスキルや知識が必要です。自分を高めたいと思う方にはぴったりの仕事だと思います。
中村さん、山下さん、ありがとうございました。
今回のインタビューを通じ、努力と工夫を重ねて成長している、お二人の姿が窺えました。今後の更なる活躍を期待しています!