前回の新卒キャリア紹介第1弾に引き続き、第2弾の今回はシニアコンサルタントの神戸さん(入社4年目)・早坂さん(入社6年目)にコンサルタント時代を振り返って頂き、シニアコンサルタントとコンサルタントの違いを中心にお話を伺いました。
現在参画しているプロジェクトとご自身の役割について教えてください。
神戸:専門商社の基幹システム入替プロジェクトに参画し、販売・営業支援システム領域を担当しています。その中で、クライアント側の要望をヒアリング・取り纏めして、システムベンダに要件を伝える等、クライアントのサポートを行っています。
早坂:大手製薬会社における基幹システムのグローバル展開プロジェクトに従事しています。私はアナリティクス&レポートチームに所属しており、現在利用している全帳票を収集して、クライアントと共に新システムでの実現方法を検討しています。
シニアコンサルタントとして活躍されているお二人から見て、コンサルタントとシニアコンサルタントの違いは何ですか?
神戸・早坂:責任感ですね。
早坂:どんな仕事にも責任は伴いますが、クライアントに対する責任は増えたと思います。コンサルタントは特定領域内の一メンバーとして資料作成等を担当しますが、シニアコンサルタントになると、作業者ではなく特定領域のリードまたはリード補佐役として、クライアントに対して一定のプレゼンスを発揮するようになります。
神戸:早坂さんの言う通り、コンサルタント時代は資料作成者になることがほとんどでしたが、シニアコンサルタントになってからは、ベンダや後輩が作成した成果物をレビューすることが増えました。自身がレビューした結果に基づいてプロジェクトが進んでいくので、いつも気を引き締めてレビューを行っています。
より一層の責任感を持って現在プロジェクトに関与されているお二人ですが、コンサルタント時代はどのような苦労がありましたか?
神戸:入社直後のOJT期間(入社後6か月間)は、打合せ内容が全く分からずとても苦労しました。コンサルタントが初めて担当する業務の1つに議事録作成があるのですが、当時は討議内容が分からなかったので、発言内容をひたすらそのままメモしていました。今は知識と経験が増えたのに加えて、事前にヒアリング対象の業務イメージをもってから打合せに臨むようにしているので、討議内容を頭の中で整理しながら、議事録を作成できるようになりました。
早坂:珍しいケースではあるのですが、私の場合は入社1年目の夏から対面でクライアントに資料内容の提案と説明を行っていました。当時は、クライアントと対面で話すこと自体とても緊張したのを覚えています。ですが年次を重ねるにつれて、会議のファシリテーションもできるようになり、自分1人でできることが格段に増えました。
一方で、シニアコンサルタントになってからは、どんなことに苦労していますか?
神戸:コンサルタント時代とは比べ物にならないくらい担当領域が拡大したため、プロジェクト全体のスケジュール管理に苦労しています。
早坂:プロジェクトゴールまでの道筋を考えることに苦労しています。今までは上司から指示されることが主でしたが、シニアコンサルタントになってからは自らプロジェクト全体を俯瞰してゴールまでの道筋を考えて指示することが多くなりました。
シニアコンサルタントになるにつれて、プロジェクト全体へと視野が広がり、業務への取り組み方が変わったのですね。そのような変化の中で、より一層意識していることはありますか?
早坂:遠慮せず、積極的にクライアントと会話することですね。クライアントと会話しなければ、先方が望んでいることや課題だと思っている内容を把握できません。なので、自分からクライアントに話しかけることはとても意識しています。
神戸:早坂さんと同様に、シニアコンサルタントになってからクライアントと直接やり取りするシーンが増えたので、打合せ以外でも積極的にクライアントとコミュニケーションをとるようにしています。
早坂:クライアントと話しやすい良好な関係を築けると、より良い仕事ができますよね。
神戸:そうですね。雑談等でも関係を深めた結果、クライアントから相談されることが増えたと感じます。
お二人とも常に「相談しやすいコンサルタント」であることを、とても意識されているのですね。そんなお二人の今後の目標について、教えてください。
神戸:何よりも新基幹システムを無事に本稼働させることですね。現在のプロジェクトには、来年の1月で丸3年関与していることになるので、必ず安定稼働させたいです。
早坂:プロジェクトチームで起きている事柄を自分事として受け止めることです。年次を重ねるにつれて、自分自身が担当している領域からプロジェクト全体へと視野が広がってきたので、担当領域以外で起きている事柄も自分事として受け止めることで、さらなる成長を目指したいです。
今まで様々なプロジェクトやクライアントに携わってきたお二人から見て、クロスフィールドの魅力や特長を教えてください。また、どのような方がクロスフィールドに向いていると思いますか?
神戸:プロジェクト内での領域を超えた連携が特長だと思います。クロスフィールドのメンバーはそれぞれ担当領域が分かれているものの、お互いに密に連携が取れている為、領域横断で円滑に対応してもらえるとクライアントから評価頂きました。このように、クライアントだけでなくクロスフィールド内でもコミュニケーションが鍵となるので、コンサルティング業界に興味があり、人と丁寧に接することが好きな方には、クロスフィールドは合っていると思います。
早坂:中長期的な活躍ができるところですね。クロスフィールドの場合、神戸さんのように比較的長い期間同じ案件に関与することができるので、ナレッジの蓄積だけでなくクライアントとより深い関係性を構築することができます。自分の望み次第で、いくらでも頑張れる舞台が用意されているので、自分の意志がある方はクロスフィールドに向いていると思います。
充実したプロジェクトワークの日々を過ごされているお二人ですが、休日はどんな過ごし方をしていますか。
神戸:休日に限らず仕事以外の時間は、スポーツ観戦をしています。朝5時に起きて、NBAや欧州サッカーの試合を観てから出社することもあります(笑)
早坂:旅行ですね。クロスフィールドでは、プロジェクト終了後に参画期間に応じたプロジェクト休暇を取得できるのですが、今年の夏にプロジェクト休暇を利用してエジプト旅行に行ってきました!
まさに「Work Hard, Play Harder」ですね。ご協力いただきありがとうございました。