中途社員座談会(2022/8/8) | 株式会社クロスフィールド

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【CF通信】

中途社員座談会(2022/8/8)

2022.8.31

クロスフィールドには様々なバックグラウンドを持つ社員が在籍しています。今回は、4名の中途社員による座談会という形式にて、クロスフィールドを選んだ経緯や転職経験者だからこそ感じるクロスフィールドのカルチャーなどを本音で語ってもらいました。

 


お集まりいただきありがとうございます。まずは自己紹介をお願いいたします。

 

谷脇:入社5年目の谷脇です。前職はメカエンジニアをしていました。異なる業界ではあれども経験に則したエンジニアリングとしての手法や観点がシステム開発・導入に役立っている部分があります。商社・卸の販購買管理を中心にシステム導入のプロジェクトに携わってきました。

 

倉林:入社3年目の倉林です。前職は大手SIerの営業をしていました。アカウントセールス部門に在籍しており、主に製造業のクライアントを担当していました。入社後はシェアードサービスにおける業務改革プロジェクトに複数携わり、現在は大手メーカーのグローバル統合プロジェクトに調達領域のリードとして参画しております。

 

中野:入社2年目の中野です。前職は証券会社でリテール営業をしていました。法人を相手に資産運用の提案などを行っていました。

 

大野:在籍約1年の大野です。前職はサービス業で、ホテルのロビィスタッフや海外のテーマパークキャストをしていました。

 

 

皆さんは他業界からの転職ですが、コンサルティング業界に転職しようとした理由は何でしょうか。

 

中野:コンサルタントには以前から興味があり、新卒の就職活動の際から選択肢の一つでした。最初は華やかなイメージへの憧れから始まり、必ずしもそういう面だけではないことは分かっていましたが、ロジカルに物事を考えることの格好良さに惹かれました。また、営業は時に押し売りと言われかねないような営業活動をする場面もありますが、コンサルタントはクライアントからのニーズに対してサービスを行うことが多く、感謝されやすい仕事だと思ったのも理由の一つです。

 

大野:お客様を喜ばせたいという思いが自らの根底にあるものの、前職のサービス業では一人のお客様と関わる絶対的な時間が短く、一歩踏み込んだところまで関われないもどかしさを感じていました。その点、コンサルタントはクライアントとの距離感が近く、長い時間軸で深くサービスを提供できる点に興味を持ちました。

 

お二人とも、サービスの形態やクライアントとの関わり方を魅力的に感じられたということですね。
谷脇さんと倉林さんは、コンサルタントとして着実にステップアップされていますが、コンサルタントとしての仕事観は転職直後から変わりましたか。

 

谷脇:仕事観は漠然としたものしかありませんでしたが、ここ最近でこれまでの仕事を振り返る機会があり、そこで初めてどういった仕事であるかを再認識し、自身がコンサルタントであるなと感じました。例えば、クライアントの業務をシステム導入に向けてTo-Be業務として整備したのですが、慣習的な表現や担当ごとの感覚的な要素で複雑化させがちなクライアントに対し、システムの標準的プロセスに基づき客観的に分析し、多岐にわたる業務パターンを因数分解して共通化・標準化の観点からのアプローチを提案できたのは我々ならではと感じましたし、また、そういった場面でITを絡めた説明に専門性を持たさず、分野外の人へ伝わるような表現へ、特にクライアントに馴染みがある言葉に置き換えて伝えるのも、ヒアリングを絶え間なく行い相手に近しい感覚も持てるコンサルタントであるからこそできていることだと感じています。

 

倉林:コンサルタントならではの役割について、私も谷脇さんと同意見です。システム導入プロジェクトではよくある話だと思いますが、クライアントとベンダー間で会話が噛み合わなかったり、思わぬところですれ違ったりすることは珍しくないです。こう言った場面では、クライアントの業務とITの両面に知見を持つコンサルタントが両者を取り持つ(例えば、業務とITの両面から物事を俯瞰的に見た上で判断するなど)必要性を実感します。

 

谷脇:仕事を続けていく内に、コンサルタントならではの貢献をしたと実感する場面が出てくると思います。目に見えてすぐ、ということがなくもどかしさはありますが、大きなやりがいを感じるのではないでしょうか。

 

大野:谷脇さんと倉林さんは、転職した当初からコンサルタントとしてどのように働こうというイメージがありましたか。

 

谷脇:先に話した通り最初はイメージできてなく、とにかく手元のタスクをこなし、成果を出すことに焦っていたと思います。クライアントに対しての提言を行うことの難しさを痛感しながらも、ヒアリングとアウトプットを繰り返す中で、どのような考え方をもって臨むべきかを少しずつ掴んでいった気がします。

 

倉林:私は前職でも、コンサルタントとの接点があったため、業務内容についてはある程度イメージしていましたが、コンサルタントへ転職して、特に考え方を変えることを意識するようになりました。それまでは、クライアントの要望は基本的に二つ返事で承諾していたように思うのですが、結果的に重要性の低いタスクで手一杯になってしまうこともままありました。コンサルタントになってからは、タスクの目的や意味から優先順位や役割分担を深く考え、時にはクライアントの要望に対し異なるアプローチを取るようになりました。

 

谷脇:中野さんと大野さんも、現在コンサルタントとしての業務で苦戦していることはありますか。

 

大野:アウトプットに苦労しています。ドキュメントにしても対話にしても、コンサルタントとして求められるレベルが高いので、磨いていく必要性を感じています。

 

中野:私も初めのうちは、あまり経験がない資料作成などのアウトプットに苦労しましたが、上司から時間をかけてフィードバックしてもらえるため、資料作成のスキルが日々向上しています。現在参画しているプロジェクトは、開発フェーズに入っていますが、ITの知識をより深める必要性を感じています。

 

※ 谷脇さん、倉林さんは入社後、コンサルタント⇒シニアコンサルタントに昇格。また、中野さんも今期、コンサルタント⇒シニアコンサルタントに昇格。

 

皆さんそれぞれ、目的意識を持って仕事に向き合っていることがわかりました。
さて、コンサルティング業界の中でもクロスフィールドを選択された理由は何でしょうか。

 

中野:選考過程で、クロスフィールドには専業の営業担当者がいないという話を聞いて、それだけ質の高いサービスを提供しているということだと感じました。また、私の場合はコロナ禍の転職活動でしたので転職市場は不活性でしたが、採用に積極的なクロスフィールドに興味を持ちました。

 

大野:コンサルティング業界を最初から志望していたわけではないですが、手に職を付けたいという意思があり、IT業界を中心にリサーチをしていたところ、クロスフィールドの募集に目が留まりました。クライアントを第一に考え、クライアントに寄り添ってプロジェクトを進めるという会社の理念に共感した点が応募の決め手となりました。

 

倉林:デリバリー領域で貢献したいという思いがあり、クロスフィールドが最適な環境だと考えました。先ほどの中野さんの話にある通り、クロスフィールドには専業の営業担当者がいないにもかかわらず、リピート率が高いのは会社として凄いことだと思います。また、コンサルタントが成長するためには、配属されるプロジェクトやポジションが重要な要素であり、それを保証してくれる環境だと考えています。最終面接の際に、磯貝社長からの「初めの1年では厳しいかもしれないが、2年目からはコンサルタントとして戦力になるように育成する」という言葉が決め手となって入社しましたが、実際その通りに成長できています。常に自らのスキルから少しストレッチした環境で働けるのは、他の会社では経験できないことだと思います。

 

谷脇:前職は請負開発だったため、クライアントとは、たまに仕様の打合せをする程度の希薄な関与しかなく、自身の受け持ったタスクを正確に行なうことが全てでした。それに対し、クロスフィールドではじめに会社案内を受けた際に、自分たちはむしろクライアントと対面ではなく、横に並んでベンダーと会話をしたりする、「クライアントファースト」の理念を掲げて相手と近しい立場で仕事をする、といった話を聞いた際に非常に魅力を感じました。実際に、現在参画しているプロジェクトでもクライアントと共に一丸となってプロジェクトのゴールに向けて取り組んでいます。

 

実際に入社されて、クロスフィールドの環境や社員について、どの様に感じていますか。

 

大野:コンサルタントとして成長するための挑戦は、肯定してもらえる環境だと感じています。どんどん仕事を任せてもらえる環境は、当たり前ではないと考えています。

 

谷脇:社員はそれぞれ専門性を持っていますが、自らのスキル・ナレッジを出し惜しみせず、聞いてみると親切に教えてくれる人ばかりだと思います。

 

倉林:少し突っ込んだところでいうと、悪口などネガティブなことを言う人が少ないと思います。ポジティブな人が多いと考えます。

 

中野:同感です。コミュニケーションの丁寧な人が多く、若手社員であっても自分の主張を伝えられる環境だと思います。

 

皆さんの今後の目標を教えてください。

 

谷脇:やりたいことは山積みですが、目先のところでは、プロジェクト運営に関わりたいと考えています。若手の社員も増えているので、チームメンバーを指導する役割を担っていきたいです。

 

倉林:私もプロジェクト運営に関わりたいです。例えば、WBS一つとっても奥深いと考えており、タスクの順序付けや工数の算出を的確に実施し、管理できるようになることを目標としています。

 

中野:営業領域のDX推進に携わりたいと考えています。特に、金融業界であれば、前職の経験を生かしたコンサルティングができると考えています。

 

大野:ITのことがわからないという今の気持ちを忘れず、クライアントの立場に立って考えられる親しみやすいコンサルタントになりたいと考えています。

 

意欲的な目標や理想のコンサルタント像を掲げている姿が頼もしく感じます。
最後に、クロスフィールドに興味を持っている方に向けてメッセージをお願いします。

 

大野:コンサルタント未経験でも、手厚いサポートの上で着実に成長できる環境だと思います。コンサルティング業界は敷居が高いと感じる人であっても、興味があれば恐れずに挑戦してほしいです。

 

中野:成長したい人には最適な環境だと考えています。ルーティン業務などから脱却したい、成長したいといった考えがあるのであれば、お勧めできる環境だと思います。

 

倉林:皆さんの言う通り、未経験でも成長できる環境です。逆にコンサルタント経験者の方は、納得のいくプロジェクトワークに取り組めると思います。

 

谷脇:社員は個性豊かですが、それぞれがクライアントから信頼を得ており、自らの働き方を確立しています。同じことに取り組むとしても各人各様であるため、様々な考え方や手法を学べます。そして、自らのコンサルタントとしての在り方を磨ける環境だと考えています。

 


 

4名の皆さん、本日はありがとうございました。コンサルタントの仕事の様相やクロスフィールドの魅力が垣間見える内容だったと思います。インタビュアー自身も、向上心に満ちた社員と切磋琢磨できる良い環境だと再認識しました。本記事を一読された人と共に働ける日を心待ちにしています。