何がペーパーレス化を阻むのか
2024.11.29
打合せの度に印刷される資料、積み上がった書類に埋もれた机。ペーパーレス業務の浸透が進んでいない企業には、従来の仕事のやり方とのギャップや、そもそもやり方を変える事それ自体への抵抗等、様々な理由があり変革が困難と言われていますが、本当にそうでしょうか。
例えば、経理部門の日次業務の一つである伝票と証憑の突合確認では、審査の品質を維持しつつある程度のスピードで処理する必要があり、証憑の確認に際しての“見やすさ”は重要な要素です。
そんな中で単純にペーパーレスの推進だけを掲げても、ひとつのPC画面でウィンドウを切り替えたり分割しての作業となり、かえって業務効率が低下しかねません。
だからといってペーパーレス化が不可能というわけではなく、例えば上のケースではサブモニターを用いることで紙印刷した場合の文書の見やすさに近づける等、対策は考えられます。適切な支援を行うことでペーパーレス化は十分に実現可能であると考えます。
【投稿担当:W.K.】