内部統制に関わる方針策定・文書化・運用評価の一連のタスクを手厚くサポート、国内外の拠点に内部統制(J-SOX)を導入。
事例紹介Works
【事例紹介】
J-SOX導入支援プロジェクト
組織設計・プロセス設計
プロジェクト課題、背景
クライアントでは、監査法人に相談しながら手探り状態でJ-SOX導入準備を進めていましたが、検討タスクが多岐にわたり、クライアントメンバーだけではプロジェクトが前に進まない状況に陥っていました。
クライアントは、大手から中小に至るさまざまなコンサル会社に導入準備支援を相談していましたが、クロスフィールドの提案内容が高く評価され、プロジェクト参画が決定しました。
提案、進め方
- プロジェクトを「方針策定フェーズ」、「文書化フェーズ」、「運用評価フェーズ」の3つに分けて推進しました。
方針策定フェーズでは、それまでクライアントが進めてきた検討状況を把握した上で、クロスフィールド及びクライアントのプロジェクトリーダーが中心となって再度方針策定を行いました。 - 文書化フェーズでは、当初、担当者ごとに記載範囲や記載粒度が統一されておらず、必要な記載が漏れる等の事象が散見されたため、スコープ整理、記載内容の統一等を行いました。また、文書を作成する過程で不明点が発生した場合には、実際に現場(営業・工場等)を訪問して内容を確認し、文書の精度向上を図りました。
- 運用評価フェーズでは、国内拠点(本社、子会社、工場、営業部署)のみならず、海外拠点にも訪問し、クライアントメンバーと共に運用評価を実施しました。また、文書化および運用評価の過程で発見した課題については、クライアントメンバーと議論を重ね、改善計画の策定および改善活動の評価を行いました。
効果
- 円滑なJ-SOX導入
- クライアントのプロジェクトメンバー及び各関係者との密なコミュニケーションにより、業務実態に即した効果的かつ効率的な内部統制制度をスムーズに構築することが出来ました。
- クライアントメンバーのスキル向上
- J-SOXプロジェクトの立上から約2年、クロスフィールドがクライアントに常駐し、プロジェクトメンバー全員が一丸となって課題検討・資料作成・運用テストなどを進めた結果、クライアント側にも知識と経験が蓄積され、自力でも運用可能な体制が構築できました。現在では、立上時の一部メンバーが後輩を育成する体制も構築されています。